【最終更新:2022/7/1】
こんにちは。カエル先生です。
この記事では「有線LANケーブル」の「カテゴリー(見分け方)」と「速いケーブル・遅いケーブルの種類」について解説します。
LANケーブルには「速いケーブル」と「遅いケーブル」があります。
速いケーブルか遅いケーブルか、これは「カテゴリー」で簡単に見分けることができます。
今の主流は「Cat5e」と「Cat6」と「Cat7」という3種類なのですが 数字が大きいほうが「速い」と覚えておきましょう。ということで、現状カテゴリー7が最強です。
具体的に言えば、カテゴリー7で速いLANケーブルならこれです。
PS4に対応しているので、上のUGREENのケーブルがおすすめですね。
カテゴリーそれぞれの違いについて簡単に説明すると、まず「Cat5e」と「Cat6」の違いは「流れるデータの量」です。
「Cat5e」より「Cat6」のほうが大量のデータのやり取りに向いています。「Cat5e」ではラグが発生することがあるので「Cat6」のほうを使ってください。
次に「Cat6」と「Cat7」の違いは、「最高通信速度」です。
「Cat6」より「Cat7」のほうが高速のデータのやり取りに向いています。「Cat6」より「Cat7」のほうが通信速度に余裕があるので、どちらか迷ったら「Cat7」のほうを使ってください。
ちなみに、インターネットが遅くて困っている人にアドバイスしたいことは「遅さはLANケーブルのせいとは限らない」ということです。
いろんな原因が考えられます。考えられる「原因」を全部まとめたので、オンラインゲームが遅くて困ってる人はこちらを参照してください。
※カテゴリー8(Cat8)もあることにはありますが、値段が高いので今回は省略します。コスパ最強なのはカテゴリー7と覚えておけば問題ないです。
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Cat5e、Cat6、Cat7の違いを解説する
「Cat5e」と「Cat6」の違い/帯域幅の違い
「カテゴリー6(CAT6)」は、「カテゴリー5e(CAT5e)」に比べ、約2.5倍広い帯域幅を持ったLANケーブルです。
「帯域幅が広い」ということは同じ時間で送ることができる「データの量が多い」ということと同じ意味なので、 大量のデータのやり取りに向いているのは「カテゴリー6(CAT6)」のLANケーブルということになります。
また、通信速度だけを考えると「カテゴリー6(CAT6)」も「カテゴリー5eCAT5e)」も、どちらも「1,000Mbps(1GB)」ですが、 イーサネットのことも考えると「カテゴリー6(CAT6)」だけが「1000BASE-TX」に対応しているので、「カテゴリー6のほうが速い」ということになります。
ちなみに「イーサネット」とは、ここでは簡単に「どれくらい広いネットワークで使えるか≒どれくらい大きなお家で使うか」の目安だと思ってください。
イーサネットには主に「1000BASE-T」と「1000BASE-TX」があるのですが、より広いネットワークを表しているのは「X」が付くほう、つまり「1000BASE-TX」のほうです。
「1000BASE-TX」に対応しているのは「カテゴリー6(CAT6)」のLANケーブルだけなので、やはり「カテゴリー6(CAT6)」のLANケーブルが速いということになります。 光回線は1ギガバイトの通信速度が最高なので、LANケーブル側の最高通信速度も1ギガバイトに合わせてやる必要があります。
1ギガバイトに対応できるのは「カテゴリー6(CAT6)のLANケーブルで作ったネットワークなので、あなたが使うべきLANケーブルのカテゴリーは「カテゴリー5e(CAT5e)」ではなく「カテゴリー6(CAT6)」ということになります。
「Cat6」と「Cat7」の違い/最高通信速度の違い
「カテゴリー6(CAT6)」の最高通信速度は「1Gbps」です。
一方で「カテゴリー7(CAT7)」の最高通信速度は「10Gbps」です。 単純に考えて「カテゴリー6(CAT6)」の10倍です。
したがって「カテゴリー6(CAT6)」と「カテゴリー7(CAT7)」の違いは、最高通信速度ということになります。 インターネットを速くしたいなら「カテゴリー7(CAT7)」のLANLANケーブルを使いましょう。
まとめ
- 「Cat5e」と「Cat6」の違いは「帯域幅」である。
- より大量のデータのやり取りに適しているのは「Cat6」である。
- 「Cat6」と「Cat7」の違いは「最大通信速度」である。
- より高速の通信ができるのは「Cat7」である。
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